「 軽 業 」 Karuwaza
2020. 9. 12 — 9. 20 (期間中無休)
この度9月12日より20日までの9日間、cheren-bel (チェレンベル) の個展を開催する運びとなりました!
期間中は無休で営業する予定なので、水曜日休みでお店に行けなかった、、。という方々にも是非ご高覧いただければと思います。
さて、東京以外ではcheren-belの個展は初となるので聴き馴染みがあまり無いという方もいるかもしれませんが、
cheren-belは陶芸家の吉田直嗣さん、線画家の吉田薫さんの共作シリーズとなります。
個展のタイトルでもある「軽業」は、このご時世を飄々と渡っていきたい。という想いを込めて薫さんが名付けてくださいました。
因みに画像の軽業という文字は、直嗣さんが書いた軽業を、薫さんが崩した文字です。ここも共作ですね....こういう事をさらっとやって下さるセンスが勉強になります。
(以下HPより文章を抜粋)
「 白と黒のもつミニマルなイメージの狭間で、
圧縮されてゆく手前の日常に佇むものを拾い上げていきます。」
私自身cheren-belを知ったのは2年程前です。以前よりファンだった吉田直嗣さんのHPを何気なく拝見していたら、
滑らかな線が描かれた花器や器を見て、当時はその斬新さに衝撃を受けました。
また、個人的にドローイングのラフな線と余白の美しさに惹かれ始めていたのも影響していると思います。
cheren-belの作品はMATOYAの軸でもある "日常に溶け込む美しいモノ、琴線に触れるモノ" という考えにピッタリでした。
器とアートは日常生活の中で表裏一体だと思っていますが、cheren-belはそれを体現しているかのような作品です。
そして今回の展示では、そんな世界観を持つcheren-belと共同でMATOYA限定の作品を数点だけ作っていただけることになりました。
きっかけは吉田ご夫妻がMATOYAに来ていただいた際、直嗣さんが偶然手に取った革を巻いた花器です。写真 ↓
革を巻いた花器は、以前よりLeather Stoneを共同で作っていたrofmiaの竹内さんと実験的に作ったモノでした。
革と陶器の組み合わせは、従来では革に機能性を持たすことが多かったので、その意外性を面白く思っていただけたのかな?と勝手に自己分析しています....
今回革を巻く作業はもちろんrofmiaの竹内ご夫妻にお願いしています。
ピシッと張り付いた革に仕事の丁寧さが伝わってきます。本当にありがとうございました!
写真の花器に描かれている線はすべて女性の体を描いたもの。
女性がレザーを纏ったようにも見え、ますますこの作品に惹かれていきます。
そんな様々な方の思いの詰まった個展は9月12日からです。
ぜひ、ゆったりしたいい空気感を味わいにふらっと覗いてみよう。くらいの感覚で気軽にお立ち寄りください。
きっとお気に入りの作品と出会えますよ。
- cheren-bel Exhibition -
OPEN : 2020. 9. 12 (sat) ー 9. 20 (sun)
CLOSED : 期間中無休
時間 : 11:00 ー 18:00
場所 : MATOYA 愛知県岡崎市籠田町12ワタナベビル3F
※ このご時世のため作家在廊はありません。
※ ご来場のお客様へ ※
店内ではコロナウイルス対策のため、店主はマスクの着用、手すりやドアノブの定期的な消毒、換気を行っております。
つきましては、ご来店いただくお客様にもマスクのご着用、出入り口での消毒のご協力をお願いしております。
また、状況に応じて入場制限を設けさせていただく場合がございますので、ご理解いただけましたら幸いです。