先日、岐阜の八百津で作陶されている大隈新さんの工房で作品の窯出しに立ち合わせていただきました。

今週末より当店で開催される個展に向けての窯出しだったので、少し緊張しながらも終始興奮気味での立ち合いとなりました。

↑ 数日前に火を消したとは思えないほど熱せられている土。靴の底が溶けるほど熱いようです。

いきなり今回の目玉でもある大壺を取り出していきます。

一番手前に特等席で灰をたくさん被っています。素晴らしい焼き上がりに期待が膨らみます。

↓棚板の表情がどれも良いです。

↓素晴らしい瑠璃色。

上下の作品は今回一緒に焼いていた他の作家さんの作品です。

今回初めて窯出しに立ち合わせていただき、とても貴重な体験をすることができました。

まだ熱のこもった窯の中でひたすら作品を出していくのは想像以上に辛そうで、夏場に窯焚きするのが心配な程でした…。

上手に焼けているもの、焼き直しが必要なもの、予期ぜずとも良い方向に焼き上がっているもの、全てが大隈さんの経験値となっていくのを横で見て、改めて陶芸の面白さを感じることができました。

今週末にこれらが並ぶと思うととても楽しみです！

ご興味ある方はぜひこの機会に大隈さんの作品をご覧いただければ幸いです。