![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/343053/blog/76b36e9445e2c25f9f48b71a94b03b28.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
先日、渡部さんが山形の𠮷勝印刷所で版画を製作している様子を撮影させていただきました。
作品は11月19日から開催する個展で発表予定です。
アケビの蔓を採取している様子はこちらのブログよりご覧いただけます。
胡桃の樹皮を採取している様子はこちらから↓
一般的な版画の製作方法では彫刻などが施された板を版にして印刷していきますが、今回はアケビの蔓を直に版として使用することで、蔓の節目や繊維などが感じられる版画となっています。
![](https://baseec-img-mng.akamaized.net/images/user/blog/343053/blog/c3cf676b21b879d2a377311176726f64.jpg?imformat=generic&q=90&im=Resize,width=2048,type=downsize)
近くで見ると一本一本複雑な表情しているのが分かります。
カーボン紙の上から直接蔓をプレスしていきます。
下絵などは一切せず、蔓の特性を活かしながら形をその場でつくっていきます。
版画作品の多くはシンプルな線のものですが、どれも一本の線ながら生命力のある力強い作品となっており、しなやかな蔓の美しさや素材の良さを感じられます。
作品は見応えのある大判の版画もございますので、ぜひ11月19日からの個展で直接作品をご覧ください。